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おしゃべり日記帳

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アフガニスタンで日本人NGO職員殺害
先日からアフガニスタンで日本人NGO職員が拉致されたと報じられていました。
無事を祈っていましたが、結局は最悪の結末となってしまったのが本当に残念でなりません。

この事件に関してネット上では「自己責任」「本人は本望であっただろう」「偽善者」等と批判されているのを目にしました。

「自己責任」と言ってしまうのは簡単な事です
だけど、犠牲となった伊藤さんは自ら覚悟を決めて行ったと報じられているようです。
だから周りがとやかく言うべき事ではないと思います。


伊藤さんは「本望」であったかもしれません
しかし、伊藤さんにとっての「本望」と言うのはアフガニスタンの国に役立てたという事だと思います。
"自らの意思で危険なアフガニスタンに出向いて自分のやりたい事をやって死ぬ事が出来て本望だろう・・・"
この様な声もネット上でけっこう目にしましたが、これは伊藤さんの「本望」ではないと思います。
自分が殺される事が誰が本望に思いますか?

よくスポーツ選手とかが「グラウンドで死ねたら本望」とかって聞きますが、その本望とはまた訳が違う気がします。
殺される事は伊藤さんにとっては絶対の絶対に「本望」ではないと思います。
ただ、「万が一の事があれば・・・」という覚悟をしていたという事だと思うのです。
だから殺されるのは本望どころか無念だったと思います。
覚悟はしていても拉致された時の恐怖は計り知れないものだと察します。

やりたい事は出来たかもしれない、しかしまだ31歳の若さの伊藤さんにはもっともっとやりたい事がある筈です。
"もっともっとアフガニスタンの役に立ちたい!"・・・そんな気持ちは持ち続けていたのではないでしょうか?
その事を察したらどうしても彼が「本望」だったとは思えません。
彼の無念さは本当に計り知れないものだったでしょう。


私が最も違和感を感じたのは伊藤さんを「偽善者」呼ばわりした声を見た事
まるで税金泥棒的な言い方をしている人が何人かいましたがその言い方はあまりにも残酷だと思います。
人間の命の重さを分かっていないのでしょうか?
「国内の人間をもっと助けるべき」・・・というのは分かりますが、人間の命は日本人もアフガニスタン人も同じ命で同じ重さなのです。
人間の命を簡単にお金と置き換えて欲しくないものです。
実際に犠牲者が出ているのですから。。。
お金は何とか工夫すれば工面できる事はあります。。。

伊藤さんの事を税金泥棒的呼ばわりする人に言いたいのは・・・

お金で人間の命は帰ってきますか?
数百億円もらっても数兆円もらっても人間の命は戻ってこないのですよ!
それでも犠牲者を税金泥棒呼ばわりするのですか?
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