大物有名人が一般人を逆告訴

大津で起きた中学生いじめ自殺事件。

この事に関して、ある大物女性有名人が自身のBlogで加害者本人達・加害者の両親・大津市・学校関連を激しく非難しました。
しかも、最初は実名と写真入でBlogを書いていたわけです。

それで、後で、この大物有名人のBlogに掲載された写真に加害者の父親とともに写ってる女性が事件とは無関係の近畿圏在住のスタイリストである事が分かりました。

しかし、スタイリストの女性はネットに「加害者の母親」として大物有名人のBlogに写真を晒された事で、スタイリストの仕事に影響を及ぼしているとかそういう類の事でこの大物有名人を名誉毀損か何かで告訴すしたとニュースで出ていました。

これで、有名人側が謝罪するのかと思いきや・・・

それどころか・・・

スタイリストの女性を逆告訴の予定との事！

この、大物有名人は過去にも別の複数の有名人の事をとやかく書いた本を出してた記憶があるから、ある程度の逆ギレは想像してたけど、今回は相手は一般人。
しかも、誤情報の被害者であるスタイリストを逆告訴すると言う事には恐ろしささえ感じました。

有名人側の怒りの原因は、掲載した写真はネットで拾ったもので、掲載したものの直ぐに削除したし、加害者の父親と共に写ってる女性が誰かも書いてないとの事。

しかし、そうであったとしても、人間の写真を不特定多数の人が見る場所で公開するには、その人に無断で掲載するのは「肖像権の違反」に値します！
有名人だったら、肖像権くらいは知らない筈ないですよね！
だから、肖像権の事だけでも、この有名人は違反してるわけです。

あと、有名人側の怒りの原因は、自分が掲載する以前に既に問題の写真がネットで出回ってると言う事もあって、流した元凶の人間を訴えずに自分だけが訴えられるのに納得いかないのが伺えました。
この事は有名人側の言い分に理解できます。
しかし、誤情報の被害者であるスタイリストを逆告訴する理由になりませんね。

それと、有名人側の言い分は、Blogでは写真のスタイリストの女性に関して、誰であるか明記していないと言う事で、スタイリスト側に仕事上の損害をこうむる事は考えられないと思っているのが伺えます。
これは、完全に有名人側のヨミが甘いのが丸分かり！

Blogに写真に加害者の父親と一緒に写る女性が加害者達と無関係とは言え、「加害者の父親とかかわりをもつ人間」って事でマイナスイメージ付く事はかなりありますよ！
そういう事も想像付かなかったのかと思います。
ストーカー的な人間にかかれば写真から色々つきとめて個人情報を探り当てて危害加える可能性大です。
その事で、このスタイリストの女性に万が一の事があったとしてもこの有名人は逆ギレして罵倒するのでしょうね。
ちなみに、有名人側は、逆ギレの内容の記事にスタイリストの実名を晒していました。
今はスタイリストの名前をイニシャルに変えてましたけどね。。。

実名を無断で晒すのもマナー違反です。

この有名人も怖いけど、更に怖いのは、彼女のBlogへのファンからのコメント！

スタイリスト側を「金儲け主義！」と罵倒する書き込みが非常に多く、ゾッとさせられました。
そういう人達って、もし、自分がスタイリストの立場に立っても冷静に要られるのでしょうかね？
訴訟を起こす人って凄まじいほど精神的にダメージ与えられてる筈。
ネットに晒された写真が元で脅迫されても平気なのでしょうか？

スタイリストを罵倒するのは、この有名人の事が好きだからだと思う。
しかし、もしこれが、自分が嫌いだと思ってる有名人が同じ事やったらどうなのでしょうね。。。
違う反応示す人がかなり出そうな気がしますよ。

参照日記（別Blog）