おしゃべり日記帳

「家族の闘病記録」のカテゴリー、12年＋αぶりの更新です。^^;

今度の闘病記録は主人のタッチャン。
2021年5月8日の朝
主人タッチャンはいつもと変わらない様子で元気に出勤していった。
主人が出かけて数時間後、会社から電話がかかって来た。
最初は会社に行ってる筈なのに・・・と一瞬思ったけど、会社からの知らせは・・・
何と・・・

勤務中に体調不良に陥って救急搬送されたとの事だった(-_-;)

それで、意識はあるけど、呂律が回らなくて意思疎通が出来ない状態との事！
一瞬、ヤバいなぁと思った。
脳卒中に多い症状だから。

搬送先の病院の場所が分からなくて、会社の人に教えてもらって行ったら、主治医曰く脳梗塞で広範囲に及んでるとか。。。
脳梗塞で意識あって、呂律が回ってない上に広範囲って聞くと・・・認知症が頭によぎった。
かなりヤバいと感じた。

しかし、認知症は発症してないみたいでちょっとホッとした。
しかし、右半身まひと構音障害（言語障害の一種）の状態で、最初の一週間は点滴治療だけらしい。
構音障害出たら嚥下障害も一緒に出るから、食べ物や飲み物が飲み込めなくなるんです。(-_-;)

因みに、コロナ禍の為、病院での面会は一応は謝絶です。
病院へ行けるのは届け物を持って行く時だけです。

半身まひは軽い方らしいけど、入院一週間後、ようやくスマホのメールが打てるようになった感じ。
だけど、ショートメールなのに1時間もかかって文章を入力したらしい。
それから、時々メールでやり取りできるようにはなった。
だけど、構音障害で電話は無理。

会社からの通報で搬送された病院での入院期間は3週間＋αで、5月31日にリハビリ病院に転院する事になった。
転院先の病院は退院後に本人から話を聞くと、ちょっと居心地悪かったみたい。
帰って来た時に便秘して帰ったし。
まぁ、その事は置いといて・・・

6月26日に退院しました。

現在の様子は・・・
血管は血栓が溶けて回復したので良かったけど後遺症が残ってる。
動くのは歩くのが遅くなって若干マヒした足を引きずる感じだけど、庭で剪定作業を毎日の様にやったり、庭掃除やったり、草刈やったりして過ごしてます。
ただ、言葉がまだまだ聞き取りにくい。
退院した当初は筆談が多かったけど、今は筆談は減った。
だけど、早くしゃべろうとするから聞き取りにくい。
聞き取れなくて聞き直したら怒るのが困ったちゃん状態です。

認知症発症してないものの、脳梗塞発症前よりは気が短くなってる。
イライラしてるのを見てたら鬱陶しいけど、その時は適当にあしらってます。
聞き取れた時は「今の、ハッキリ聞き取れた」と伝える様にしています。

因みに、構音障害で言葉が完全に聞き取れるようになるにはかなりの長期間かかるらしい。
最低でも半年から1年程度かかりそう。
けど、しょうがない。
本人も毎日自主リハビリで新聞や雑誌の音読やって頑張っています。

まぁ、命落とさなかったのが不幸中の幸いかな。
後からネットで調べたら構音障害発症する場所ってちょっとヤバそうなところらしいから。
医療が発達した今だから命が助かったと思う。
20年数年ほど前でこの状態だったら、その内に死亡してたかもしれない。
それから、コロナ禍だけど搬送受け入れてもらえたのは田舎の病院だったからだと思う。
これが都会の病院だったら受け入れてもらえなかったかもしれない。
それだけが良かったと思う。
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